Heroes Work Here
地域の救急医療を
支えるという覚悟を胸に
各科医師、メディカルスタッフとの連携によるオールマリアンナ体制で救急診療を行っています。
救急外来では内因性疾患から外傷といった多岐にわたる傷病を軽症から最重症例まで対応し「断らない救急」を目指しています。
入院後は集中治療部門で「最新の世界標準の治療」を意識しながら、「一人一人に最善な治療」の提供を行っています。
「生命の尊厳」と「奉仕の精神」という建学の理念のもと、
医療者としての使命と誇りを持ち救急医療の最前戦で戦い続ける仲間達がここにはいます。
救命救急センター センター長
藤谷 茂樹
最高レベルの充実段階評価
厚生労働省が行う全国救命救急センターの評価において、聖マリアンナ医科大学病院救命救急センターは2020年度に続き2021年度も充実段階評価において最高の『S』評価をいただくことができました。評価対象となる4つの機能(重篤患者の診療機能/地域の救急搬送・救急医療体制への支援機能/救急医療の教育機能/災害対策)のうち、新型コロナウイルスの影響により除外する項目を除き、すべてにおいて高得点(満点)を獲得しました。
(全国295救命救急センターにおいてS評価104施設、満点は2施設)
診療体制
(大学病院救命センター)
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重症病床
54床
(ICU 10床、HCU 44床)
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救命センター専従医
36人
(女性4人)
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救急科専門医
14人
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集中治療科専門医
8人
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看護師
110人
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NP
13人
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薬剤師
2人
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放射線技師
8人
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検査技師
14人
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臨床工学技士
6人
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リハビリ
9人
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救命士
2人
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ベット
コントロール3人
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事務
19人
※2021年8月現在
救急外来部門(年間実積)
大学病院ならではの充実した専門科のバックアップのもと、24時間365日、
救急車や近隣医療施設からの紹介を積極的に受け入れています。
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救急応需率
99.7%
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総救急患者数
22,789例
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救急搬送患者数
5,620例
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緊急入院患者数
5,085例
うち救命センター入院数
923例
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外傷患者数
4,828例
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来院時心肺停止
420例
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ドクターカー(転院搬送含む)
590例
周辺地域からの救急搬送件数
集中治療部門(年間実積)
集中治療のスペシャリスト達による多職種のチームにより、世界標準を意識した治療を提供しています。
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ICU入室
(HCU、CCU、SCU除く)511例
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人工呼吸器
540例
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ECMO
V-A 49例
V-V 30例
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IABP
61件
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CRRT
118件
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RRS
168件
※2019、2020年データより
新型コロナウイルス感染症
〜今できる最善を最大限に〜
未曾有のパンデミックにより私たちの生活は一変しました。
私たちは初期から新型コロナウイルス感染症に病院全体で立ち向かってきました。
医療者の矜持をもって、今も立ち向かい続けています。
聖マリアンナ医科大学では一人でも多くの患者を受け入れるために同法人の2病院(横浜市西部病院、川崎市立多摩病院)と連携して5Gを用いた画像共有および遠隔ICUシステムを導入しています。診療サポート、治療方針の統一、重症度に応じた患者搬送を行い、効率的な診療リソースの分配を行っています。
関連3病院
(聖マリアンナ医科大学病院、
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院、
川崎市立多摩病院)
入院総患者数 1,485例 (外来診療は除く) |
重症患者数 516例 人工呼吸器 243例 ECMO 36例 |
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新しい大規模救命救急センター
(2023年1月完成予定)
現在、新病棟を建設中です。
新病棟ではHybrid CT(CTと血管造影の機能を備える新たな治療戦略が可能な初療室)を備えた
大型ER、そして全長100mを超える66床の重症患者病棟(ICU、CCU、SCU、HCU含む)となり、
さらに救急集中治療の体制強化を図ります。
ICU・HCU
Hybrid CT